心~保健室の先生と私~

私は先生から、身体を離した。


「どうせ離れてくなら、好きな人なんか作らない」


「石川・・・」


「家族なんかいらない。こんな思いするなら、一人がいい」


「そんな悲しいこと言うな」


「好きとか愛してるとか。そんな感情いらない」


一人がいい。


一人でいい。


今度こそほんとに。


強くなる。


誰にも頼らずに。


自分の心は、自分で守る。


もう、こんな悲しい思いをするのはヤダ。


もう、泣くのはヤダ。


「大切な人なんて、いらない」