心~保健室の先生と私~

「別に聞かれてもいいよ」


「じゃあ、開けるか?」


「うんん、閉めて。・・・泣いてる顔は、見られたくない」


「俺は、見ていいの?」


「先生なら特別許してあげる」


「ありがと」


「どういたしまして」


先生なら、泣いてる顔も。


弱った顔も。


全部、見られてもいい。


「もう、ダメかもしれないの」


「石川・・・」


「昨日も、離婚って」


石川は、腕で目を覆った。


「どうして?」