ひととうり準備をすませて鞄をもって部屋に行くと


待ってましたと振り向いて笑顔を見せる美海



まじできるもんなら抱き締めてえ〜



「もたもたしてないで行くぞ」


そう冷静に言葉を並べて美海の前を歩く



後ろからちょこちょこついてくる美海



外に出て少し振り向いて確認をすると美海は小走りで俺に近づいて



制服の腕の裾をそっと掴んだ



ドキッ



いや、ドキッとしてもしかたない…



いつもなら
歩くの早い!
ちょっとは気を使いなさいよ!



とか言うのに
何この可愛さ…



美海の手の近さに
熱くなる手



緊張してるのか俺は手をグウにして歩き出した