〜♪〜♪〜♪


「あ!隼人だ!じゃあ愛子!明日ね?」



携帯電話の音に
少し嬉しさを感じながら美海は部室から出た



女子の部室から少し離れたところに隼人はいつも待っている



美海は小走りで隼人のもとへ行く



だって早く隼人に会いたいから!



「お待たせ!」



そういって隼人の顔を覗き込んだ



隼人はおぅと返事をして歩き出す



いつものことだけどなんかいいよね



部活帰りの二人
なんか青春!



ん〜、これが美海が求めていた青春なのかも!



そんな考えも


「お前、なににやけてんの?」



そんな言葉でズドンと崩された