やっと唇が離れて
乱れた呼吸を整えていると隼人はまっすぐ美海を見た



「美海、いい?」



「へ?」



首を傾けると
隼人はため息をついた



そのあと隼人はそっと美海のワイシャツのボタンに手を引っ掛ける



「おまえは俺のもんだろ?」



そんな質問に
ゆっくり頷くと
隼人の手は美海の胸を包み込んだ



そっと優しく
包み込んでくれる



心も
体も
全て




隼人にあげたい
そう思えた