「ん〜、まずはね、美海のその言葉遣い!
隼人くんにたいしてこの野郎とかあんたとか使わない!
隼人の語尾にハートマークをつける勢いで行きなさい!」
「え〜!だって〜、あいつむかつくことばっか言ってくるし!
朝だって怒鳴って起こしてくるんだよ?無理〜!」
そんな甘いことを言っていると
愛子はキッとあたしを睨んだ
美海はビクッと一瞬固まったあと
ごめんなさいと素直に謝った
「美海〜?朝はあなたが起こしてあげなさい!そしたら隼人くんはきっと朝からドキドキよ!」
「ん〜、そうかな?何か寝起き悪そうだから怒られそう…」
美海がそんな弱音を吐いたって
愛子はそんなこと絶対ないと自信満々
その自信はどこから来るのかしら…

