◇◆近距離恋愛◆◇〜続編〜



「ん〜、まずはね、美海のその言葉遣い!

隼人くんにたいしてこの野郎とかあんたとか使わない!

隼人の語尾にハートマークをつける勢いで行きなさい!」



「え〜!だって〜、あいつむかつくことばっか言ってくるし!

朝だって怒鳴って起こしてくるんだよ?無理〜!」



そんな甘いことを言っていると



愛子はキッとあたしを睨んだ



美海はビクッと一瞬固まったあと
ごめんなさいと素直に謝った



「美海〜?朝はあなたが起こしてあげなさい!そしたら隼人くんはきっと朝からドキドキよ!」



「ん〜、そうかな?何か寝起き悪そうだから怒られそう…」



美海がそんな弱音を吐いたって
愛子はそんなこと絶対ないと自信満々



その自信はどこから来るのかしら…