もう完全に見えない隼人の背中 追いかける気力なんてなかった 泣かないように我慢して 自分の足で歩いて ただそれだけで精一杯 空ちゃん空ちゃん空ちゃん空ちゃん 隼人なんてどっか行っちゃえばいい あんな隼人大っ嫌いだ 美海は家につくとまっ先に部屋に行き そのまま布団に倒れ込んだ 隼人の部屋から光が差し込んで どうしても隼人が頭から離れない