「一旦、休憩入りまーす!」




「ニナ、陸くんの事は一旦忘れなさい」



マネージャーがあたしにお茶を渡しながら言う



「はい……」



「まだ休憩15分ぐらいあるから
ちょっと外出て気分変えてきなさい」




「行ってきます……」




あたしはスタジオの屋上にある小さな庭に向かった