「前、仁菜子が二宮と出会った話きいたじゃん? 保健室の話」 「あ〜うん……」 「俺、仁菜子とそんな運命みたいな出会いかたしてねーけど 俺はお前が運命の奴って思ってる こんな好きになったの他にないからさ 俺は仁菜子の王子様になる自信あるよ まだ二宮の事好きってのは充分わかってる それでもいいから それでもいいから 俺と 付き合ってくれないか?」 夕日のオレンジ色が上原の顔を映し出す そのせいかいつもよりかっこよく見える