「―――んー」 仁菜子の甘い声が響く 夢中になってかなり長くなった 唇を離すと仁菜子は肩で息をしている 「もっ!陸!! ここ廊下だよ!!? 誰かに見られたらどうすんの?? もうあたし行くからねっ! じゃあね」 そう言ってバタバタと走って行く その姿を見送って部屋の中に入った ソファーに寝転がると 自然に眠りに入った