ジンがあたしの腰を抱き、一瞬でソファに組み伏せられたことがわかった時には、ジンの熱い吐息があたしの耳にかかっていた。

「どうも俺はああいうのは苦手らしい。……もどかしくて仕方なかった」

こう告げるとジンがあたしの身体を求め始めた。

あたしよりもずっと早いリズムで、奥深く。