静かに語られるジンの言葉は、とても心地が良かった。

「……キミがとても幸せそうに眠っている姿を見ると、一日キミを守りきったという充実感や明日への活力になり、ロボットである自分の存在価値を再確認出来た」

ゆっくり、ジンの言葉を邪魔しないように撫で上げて、首まで戻るとそのままジンの身体にまたぴったりと身を寄せた。

ジンの心音を右耳に聞きながら、ジンの言葉に酔う。