首がだるいのでまた、ジンの胸に頬を預ける。

ジンの胸はゆっくり鼓動を刻む。

「いつもは厳しそうなのに、あたしの事最優先で優しいし、

鈍感な唐変朴だと思ってたけど、あたしの事凄くわかってるっていうか繊細で欲しい時に欲しいだけくれるし、

何より、ホントはすごい情熱家であたしの事とっても愛してくれてるって感じたよ」

ジンの手がまたあたしの髪を撫で始めただけで、この言葉には何も答えてくれない。

ま、わかってたけど。

「ね、あたしの事、好き?」