それで、さっきの二人の会話を聞いて知れたのは『はる君』があまりにも天然キャラだったということだ。…よけいツボだっつの!!

「もう席に座ろっ」
「あ、そだね」

夏喜が時計を指差して言った。先生が来るまで残り6分だった。黒板に貼られた席順を見て自分の席を確認した。…一番後ろだ!ラッキー

って…え!?