「クゥ!」 俺は宙に叫んだ。 「クゥ!いるんだろ!?返事しろ!!」 クゥは静かに現れた。 「なんで出てこなかったんだよ!?」 「なんではこっちのセリフだ。」 クゥは真剣な目で言う。 「お前は自覚してんのか? お前は総司令官の息子なんだぞ? その息子がビトレイアルになるなんぞ笑えない。」 俺は何も言えなかった。