「ステイアルシャープ」
尻もちをつく浅沼に
剣を首元に当てた。
「死にたくねぇなら白状しろっ。」
こうするしかねぇ。
「だっ…だから、オレは何も…」
「まだ言うか!殺すぞ!」
「ひぃっ」と浅沼は小さく叫ぶ。
仕方ない。
どちらにせよ、こいつを生かしていけねぇや。
俺は息を吐いた。
「ごめんな。
でも、これが宿命なんだ…。」
俺は首元から心臓がある右側の胸に剣を突き付けた。
「本当にごめん。」
心から謝った。
まさかお前を殺さなきゃいけないなんてな。
もぅちょっと親友でいたかった。
俺は息を吸い
勢いよく浅沼の心臓に刺した。



