「ハッ!ハァ…。
ッ!いいぞ。さすがあの女の娘だ…。」


『い…いや…。
やめてッ!』

私がそう言っても聞くはずなく…。



「雪波…、気持ちいいか? もっと鳴くんだ。」









そう言って欲望に溺れた男は私の上で必死に腰を振っていた…。



「雪波…雪波…ァ!」

うわ言のように私の名前を呼びながら…。










私の上で果てた男を私は暗く、光のない瞳で見ながら一筋の涙を流した。







―――この日私は父親のように優しかった男に犯された…。―――










この日から私の地獄のような日々が始まったんだ。












私はこの日から優しい父親の仮面を被った男の欲望をぶつける玩具になった…。


――――