秘密の恋 〜私の禁断〜 上

「浜野さん……あの……。リサコ……



はぁ…





リサコの事…





……あげますよ。」




私は一気に顔を上げて卓也の腕にしがみついた。



勇気も、声が出ないのか一点を見つめたまま立ちすくんだ。


「卓也!!」



「リサコ…ごめんな、リサコの事は好きなんだ。だけど、リサコを本当に幸せに出来るのは、浜野さんだと思う。俺は何度も傷付けただろ…。」

「そんな…!!」



私は卓也の腕を握りながら泣きじゃくった。