秘密の恋 〜私の禁断〜 上

「帰る?」

時計を見ながら勇気が言った。



「えぇ……やだ。」


勇気はニタニタ笑う。


「リサコ…目がウルウルしてるぞ?アピール?」

「違うよ!!」

「はぁ〜…帰らせたくないな。……リサコ、また泣くだろ?」

「…かも。」




「やっぱ返したくない。」




勇気は私の腕を優しく掴んで私を引き寄せた。


フワッと体が浮いたみたいに勇気の胸に吸い込まれる。


抱きしめられた体は夏のアイスのようにとろけそうになる。



はぁ…幸せ…。