「俺達さ、どこか壁があるって言うかさ…。だからまず呼び名からかなって…」


照れ臭そうに藤田が言った。


「俺達は何があっても心友でいるよ…。『親しい友』から『心の友』に昇格だ!」


僕は涙が溢れた…。


嬉しくて嬉しくてたまらなかった…。


僕と


ずっとずっと


友達でいてくれるの…?


「そんで『真の友』な!」


井上…いや、大介が親指をビッと立てた。


「みんな…本当にありがとう…。嬉しいよ…」


僕達の絆は


より太く、より固く


結ばれたんだ…。