そんなことを思っていたら急に緊張してきた。
って何緊張してんのあたし!?
みんなも一緒だし…練習するために行くんだから!!
1人で手で顔を覆って足をジタバタ…。
「妄想中悪いけど…帰るぞ」
「…へ!?」
体育館はいつの間にかみんな帰ってあたしと悠斗の2人になっていた。
意地悪な笑みを浮かべる悠斗。
…ってか
「も、妄想なんか…してない!!」
「声裏返ったな」
…う。
「違うもん!!」
素直じゃないあたしに、ドS顔の悠斗が近づいてきて…
「はいはい♪毎日夜通ってやるからそんな心配すんな」
「…っ///!!そんなんじゃないってば!!…てか来ないで!!」
つい可愛くないこと言っちゃった。
