そんなことを思いながら部活へと急ぐ。



まったく梨奈のやつー!!
自分がラブラブだからってー…


でもあたしたちだって…


「何ひとりでブツブツ言ってんの?」
背後からする愛しい人の声。



「へ!?…あたし声にでてた!?」


やだな…あたし最近変だよ。


「聞かれたらヤバいことでも考えてたの??」

って意地悪にニコッて笑うんだ。


こんなとこも悠斗だとかっこいぃ―…


って…
「べ、別に考えてないし!!」


「何そのプリント」

ちょっとー無視かよー!!
もぉー


「これは合宿のお知らせ」
ちょっと拗ねながら言ってみたのに、


「…ふーん」ってなくない!?