くるっと振り返って悠斗が近づいてきた…。




なな、なにぃ〜!?



自然に目が潤む…




「…ぷっ!そんな顔したら襲いたくなるだろ…」



…はぁ!?
そんな顔ってどんな顔だよ。


し、しかも襲うってー!?




「嘘♪」

慌てるあたしにニヤリと笑う悠斗。



ムカつく〜!!
なんなの?



「てか部活の話しは?」
ちょっとイラつき気味に聞いた。




するとこの生意気男は…

「嘘にきまってるし」
というとニコッと笑ってみせた。



はぁ!?
嘘かよっ!


「…ぷ!…怒った?先輩?」
急に甘えた声を出す悠斗…


…ぅ…それ反則…!