気持ちいい夜風があたしの長い髪を揺らす。


あたしは葵くんの隣に並んだ。


「どうしたの?部活のこと?」



葵くんはボーッと景色を眺めていたが突然口をひらいた
「…理央ちゃん…悠斗とはうまくいってるの?」

「えッ!?」