Princess&Dragon





「でもたっちゃんは大丈夫っ」

「何で?」

「だってかわいいんだもん」

「そっかっ」


ズキズキと痛む胸と頭。
駅を出るまでに話をしていたけど、傷付いてないフリをした。





傷付いているのは俺だけだと思っていた。