とある田舎の 小さな駅で… 1人の女涙を流し 電車を待っていた。 彼女は今まさに 上京しようとしていた。 涙の理由は… 大好きな幼なじみに 想いを伝えられなかった 後悔からだろう。 しかし世界は無情で 彼女が乗る電車が。 乗り込もうとした時… 「真奈美…っ!」 誰かが大声で 彼女を呼び止めた。 その人は紛れもなく 「…涼…」 大好きな幼なじみ― .