朝ごはんを食べて柊は帰って行った。 『楽しみにしとくから。』 そう言った柊の言葉が頭から離れない。 また冗談だよね? それか軽い気持ちで言ったんだよね? うん。 きっとそう。 だから、あたしがそんなに深く考える必要はないんだ。 なのに柊があたしの心の中に大きく存在する。