比べたらキリがないけれどあの子がいた生活と


あたしより愛されていて
あたしより優しくされていたら
その事実を知ってしまったら
元に戻れる自信ない


記憶を消せる消しゴムがあったら
君の中の
あの子を消したい


そしてそこをあたしだけで埋め尽くして
もう誰も入る隙間もないぐらいに
全てあたしで
いっぱいにしたい


君を好きにならなければ
こんな涙を流すこともなく

君に出会ったりしなければきっと今も
平穏な日々を過ごしていた

あたしは幸せになったの
それとも
不幸になったの


苦しみは消えることはないけれど
きっと信じきることなんてできないけれど

君の隣で笑っていてもいいかな
君を好きでいてもいいのかな