放課後。部活は終了し、再び乙女のアタックが始まっていた。
「今よ!チャンスよ!尚輝くん一人よ!アタックいけ~!」
「う、うん!私がんばる!」
そこにあの女の子がやってきた。
「砂原さん♪」
「おー姫乃か」
「ゔ、で、でも!私負けない!」
「そうそう!ガンバ!乙女!」
乙女は二人の間にひょこっと入って言った。
「尚輝くーん一緒に帰ろ♪」
「ああ、いいよ」
女の子があわてていた。
「また明日な!姫乃。じゃあな」
「バイバイ!」
女の子は息をついて言った。「さよなら、お二人とも」
そして乙葉が来て「バイバイ!ガンバ!」と言って送り出してくれた。
乙女も「バイバイ」を言って乙葉と別れた。
乙女は尚輝と楽しく帰った。
『元通りになってよかった!勇気を出してよかった!』
二人はメール交換をしたりして帰った。

次の日
乙葉が話しかけてきた。
「どう?昨日は尚輝くんと楽しく帰れた?」
「うん!すごく楽しかった!…こんなにがんばれたのは乙葉のおかげだよ!これからも私がんばるね!本当にありがとう!」
「乙女…」
「乙女~!」「乙葉~!」二人は手を握った。
さすが親友同士。