「よし!尚輝君と私のお弁当完成!それと昨日作ったクッキー…よし!行ってきまーす!」
乙女がるんるんで集合場所に来た。(乙葉といつも集合場所で待ち合わせて一緒に学校に行っている。乙女と乙葉は家が隣なのだ)
「あ!その袋、どうせ尚輝くんと乙女のお弁当でしょバレバレだよ~!」
「うん!そう!乙葉から教わったからあげも入ってるよ!情報、ホントにありがとね!」
そして授業中。また授業にも身が入らない乙女であった。しかも雲が尚輝に見えたらしい。
お昼。
『よ、よーし!尚輝くんにお弁当渡すぞ~!』
「乙女ガンバ!」
「うん!」
『…あ、いた!よ、よ~し!』スーハースーハー(深呼吸中)
「あ、あのぉ私恋野乙女っていいますいい一緒にお弁当食べませんか?」
「え?」
「行ってこいよ尚輝!」
「あ、ああ…」
「行きましょっ♪尚輝くん♪」
お昼に誘えて緊張が吹っ飛んでしまった。
尚輝の友達がガッツポーズを、つまり頑張れというポーズをしている
尚輝は呆れた。