そしてお昼が終わるとロープウェイに乗った。男女グループに分かれた。
ロープウェイに乗っていると、尚輝達の乗っているロープウェイを見つけた。
「あ!尚輝くんのグループだ!尚輝くーん♪」
「乙女危ないよ」
「尚輝くんが手、振ってくれた♪ワーイ♪」
乙女は乙葉の注意を聞いていなかった。
「…」今度は華恋がぶち切れる番だった。
「ぬけがけはいけませんわよ!!砂原さん!私の方を見てくださいませ!!」
「何すんのよ!!尚輝くーん!!私の方向いて!!」
「やめなよってば!」
乙葉が二人を止めても二人は止めなかったのは言うまでもない。