「キャー!」
「キャー!」
「ワーッ!」
乙女はまた尚輝と乗れなくてまた乙葉と乗っていた。
ジェットコースターが終わって華恋が「砂原さんのおかげでジェットコースターは怖くなかったですよ」と言った。
「え…」
尚輝は赤くなっていた。
「………!!!」
乙女は凄い顔をして呆然としていた…

そしてお昼
「砂原さん、このお弁当食べてください」
「サンキュー」
もちろん乙女はカチンときた。
『私だって負けないんだから!!!』
「はい♪私のも食べて♪」
「あ、ありがと…こんなに食えるかな?」
それでも尚輝は両方のお弁当を食べた。(優しい)
「どっちも美味いな」
「ホント?」「本当ですか?」
また二人の声がきれいに重なった。
「やったー!!!」
「くっくっく」
尚輝が笑っていた。
「…」
くるくる乙女が回っていた。
「あはははははは!!」
「…」
華恋は何かに驚いているようだった。