遊園地
乙女達は気をとり直して、まず、コーヒーカップに乗ることになった。
「砂原さん、一緒に乗りましょ♪」
「ああ、いいよ」
「う、さ、先取りされた…」
二人がコーヒーカップに乗ってしまったので、乙女は乙葉とコーヒーカップに乗った。
しかし、乙女は二人が気になってしょうがなかった。
「乙女ー私たちも早く回そうよー」
と、乙葉が言ったが、それでもやっぱり乙女は尚輝と華恋が仲良くコーヒーカップを回している方が気になった。
…仕方なく乙女はコーヒーカップを回すことにした。
「うん…」
「♪」
そして乙女は尚輝と華恋の仲の良さに、とうとう絶えれなくなって、コーヒーカップのハンドルをがしっと持って、腕を回し、深呼吸し、
「お、乙女?」『やな予感…』
「おーりゃー!!」
乙女は凄い勢いでコーヒーカップを回し始めた。
乙女はとうとう二人の仲の良さにぶち切れたのだった。
「ぎゃああああああ!!」
「…あ…」
…そして乙女と乙葉はあまりの吐き気に、医務室に運ばれていった…