「……あのっ」 「子供なんて思ってないよ」 「…でもっ」 「10歳なんて、大したじゃないでしょ?」 「私っ……」 「…なに?」 「…私、駒谷さんが 好きです」 「そんなの分かってたよ(笑)」 「……え?」 「だって俺読心術持ってるんだよ?」 「やっやっぱり!!」 「違うだろ?(笑)」 ふんわり笑った彼は、私の顔に手を添えて 触れるだけのキスをした