だが、こんな俺じゃダメだ…




そう思って隅高で強くなってやる、そう思ってた…





でも現実はみんなの足引っ張ってるし…






雄輔には心配かけてるし…






「グスッ…あぁ…はぁ…」





「なんだぁ?雑魚…泣いてんのかぁ?」





「あ゛ぁな゛いでるよ…」






「俺に負けんのが悔しいかぁ?ふん!!とどめを指す…」




やつは足を上げかかと落としの体勢に入った…






「あぁ泣いてるよ!!自分の弱さにだが俺は変わる!!」





「ふんっ!!今更なにができる!!死んでろ!!」






かかとが俺のかかとに落ちてくる…





俺は体を転がしそれをかわし…





体を起こして、奴の顎に渾身の力を込めたアッパーをかました!!