黒板…机…教卓…






ここでおめぇとは本当に…本当に…沢山のことがあった…



目を閉じると走馬灯のように思い出される…




なぁ暁?俺、大人になれたかなぁ?





俺、本当にガキだった…お前には迷惑かけたし…いっぱいいっぱい助けてもらった…





でも俺は、お前になんもできなかったな…本当にごめんな…




「やべぇ…行かなきゃな…」






俺は出る前に教室のベランダに行き携帯で夕陽を撮り暁にメールを送った。



話は高一の頃にさかのぼる…