気付かれちゃったし
はぁーっとため息を
一回ついた

とりあえず頭を下げた

「椎茄さん何してるの?」

席に行こうとしたら
草葉さんがまた話しかけてきた
「忘れ物をしたからとりにきただけ。」

そう答えると草葉さんは
「あぁ、そう」と一言言って
また何か書き始めた

何を書いているのか
気になって仕方がなかったから少し近くによってみた

「草葉さん、何書いてるの?」

自分の忘れ物を忘れて
草葉の事に行っていた

「ん?絵を描いているの」

そう言って描いた絵を
見せてくれた。

それはとっても綺麗で
美しい夕日と夕日でオレンジに染まった綺麗な海の絵だった

「私画家になりたいの」

聞いた瞬間耳を疑った

「それは、、、夢?」

そう聞いてみると

「うん、夢だよ」

夕日の方を向きながら
答えた草葉さんに私は
一言言った