私は、バッグを持って
外に出た、、、

学校から離れた時に
忘れ物をしたことに
気付いた、

大事な物だったから
走って学校に戻った

――――ガラぁ

教室のドアを開けると
草葉さんが机のいすに
座って何かを書いていた

夕日が窓からさしていて
オレンジでとても綺麗だった

草葉さんに気付かれないよう
こっそりと自分の席に行った
けど途中で他の人のいすに足
が引っかかってガタンと音を
たててしまった。

気付かれてませんように
そう願ったけれど
無理だったみたいだ

「あれ?椎茄さん?」

こっちんジッと見て
驚いたような顔をしていた