メルヘン侍

『よう メルヘンさん』

後ろから大きな手でガッチリと肩を掴まれて、そのあと軽くケツを触られた後にギューと握りひねられ、軽く勃起したメルヘン侍。

先っちょを軽く湿らせながら振り返った。


( ̄ー+ ̄)


「あっ比呂田さん お久しぶりです。えへえへ」

『えへえへじゃないよ

メの字さー、おまえさ、

ご隠居とあり檀さんが、

勉強会組を何で斬らないか?あんなもの

めちゃくちゃに斬ってやればいいのにとか言って、さがしてたぞ』

「はあ・・・」

『9.11までに、

ひとりのこらず1日5人ペースで!

とか言ってたぞ!

二度と書けないぐらいに!とか・・・』


セミがじじじじと鳴いて木から落ちた。

ポツ。

それにサササと歩み寄り

メルヘンさんは拾ってそれを食べた。


  『たべた!』



その一瞬の出来事は



比呂田を戦慄させた。




「パリパリパリ・・・

えへへ、5人て、ね。

簡単に言うけどね

あっしが死んじゃう笑

モグモグ・・・

あっしはね、全然ね、そんな風になんかね、

思ってないんでゲスよ。

む、むしろ参加したい。人生はこれ勉強なんじゃないか?とか、常日頃、そんなふうに思ってるのね。うん。 えへへ」

『・・・でも、プリン食べちゃったんだろ?』

「へぇ」