あなたが出ていく
この街から
二十年の思い出を切り捨てて

一度決めたこと

曲げられるのが
否定されるのが

嫌いだということ

私が一番知っているわ

知っていながら引き留めたの


もう会えないよ


もしも

再会できる日が来たとして

きっともうあなたは私の知る

あなたじゃなくなっている