ふくらんだオレンジの玉

君への気持ちに似てる

なんて

こんな綺麗じゃないけど

いつか君と花火をしたいと思ったあの頃

もうだいぶ経ったけど

今だに君が好きで好きで

初めて知った

こんなに君への気持ちがふくらんでること

遠かった君に憧れたあたしは

いつから憧れから好きに変わったのか

それは定かじゃないけど

線香花火のように

あたしの気持ちはふくらんで

赤い玉は静かに静かに落ちるんだ

あたしの弾けるオレンジ色

君に届けることはできない気持ちは


ふくらんでふくらんで弾けて
自分の心に落ちて眠るんだね