同居人は…先輩…!?【前編】



今自分の身の回りに起きている全ての事が夢であって欲しかった。


「ヒロ君…これ」


『…っ。』


それを見た瞬間涙がこぼれた。


"愛しい人 ヒロへ"


遺書だった。


"ヒロへ

ヒロに手紙を書くのは1年ぶりだね。1年前、私がヒロにラブレターを送って以来だよね?最後に宛てる手紙がこんな形になってゴメンね。

私はホントにヒロを愛してたよ。こんなに人を好きだって思えたのは、初めてだったんだ。

お父さんの会社が倒産して、家の雰囲気や何から何までが壊れていた時も、ヒロを見ると何だかそれも忘れられる気がした。 私にとってヒロは本当に最後まで必要でした。

ありがとう。


芽依より。



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