プルルルルプルルルル その夜、何かを思い出したかの様に家の電話が鳴った。 俺は何だか凄く嫌な予感がしたのを覚えてる。 『はい。もしもし。笠間です。』 [もしもし!?ヒロ君!?] 電話の向こうの声の主が芽依のお母さんだという事はすぐに分かった。 いつもは穏やかな声が、焦りで、早くなっている。 俺の嫌な予感は増した。 『どうかしたんですか?』 [芽依が!!芽依が…!!] .