6月。
梅雨で少しジメジメしている時期なのに、今日は特別カラッと晴れていた。
青空を見上げながら芽依は言った。
『今日はヒロと付き合って1年記念日だよね☆だから空もこんなに晴れてるんだよ。きっと。』
『あぁ。そうかもしんないな。』
昼休み。屋上でそんな会話をしている俺達は、ごく普通の恋人...。
『"当たり前の幸せなんて無い。"だから、一日一日を大切に生きてよね!!ヒロ!!』
『は?何で俺だけなんだよ?お前もだろ?』
『ぅ...ん。』
俺は、その声が震えている事も気付かず、話題を変えてしまった。
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