『薫〜!!降りてらっしゃい!!』 …?何だろ。 手で髪をちょっと整えて、スウェット姿で一回に降りた。 「何?お母さん。」 お母さんは満面の笑みで言った。 『この前、涼子の息子さん預かるって言ったじゃない?』 涼子ってのは、お母さんの高校からの親友。 「うん。」 そう返事した時、玄関のドアが開いた。 「っ!」