電車から降りた私は猛ダッシュで学校までの道のりを走る。 タッタッタ!! ドスッ 「っ。痛。」 曲がり角で誰かの背中に頭をぶつけた。 「すみません。ちょっと急ぎで…。」 『何でそんな急いでんの?』 「え?」 おでこの痛みで下を向いてた私は、聞き覚えのある声に顔を上げた。 「あっ!!笠間(カザマ)先輩!! 部活っすよ!急がないと!」 『あ?部活まで後1時間あるケド?お前時計読めねぇの?バーカ』 先輩はそれだけ言って去っていった。 .