『今は俺だけを見てろ。』 そう言って私の目をじっと見つめる。 鼓動が高鳴る。 「言われなくても…。ヒロが亜希さんの事好きで、家に泊まった時も…私はずっとヒロしか見てないょっ。」 声が震える。 いくらドッキリであれ、ヒロが亜希さんの家に亜希さんと一夜を共にしたのは事実。 それはヒロの意思でもある。 何気に1番ひっかかっている事。 .