家に帰ると、机の上には食べかけのカップ麺…。 食べる途中だったのに…私の為に走って来てくれたんだよね…? 「ヒロ…。ありがとう。」 『ん?何か言った?』 「ううん!!何でもない☆お腹空いたでしょ?何か作るね!!」 ギュッ 台所に行こうとした私は暖かいヒロの腕にすっぽりと入った。 『晩飯はもういい。』 「へ…?だって…」 『ずっとこうしてたい…。』 腕の力が強くなる。 .