『腹いっぱいー。』 「裕也。おごってもらって大丈夫?」 『大丈夫だって☆』 そういってお腹をさすりながら話しているのは余り人気のない所にあるベンチ。 『これからどうする?』 時計を見ると、8時をまわっている。 「もう遅いし…帰ろっか?」 『そっ!!じゃぁ送ってく。』 送る…。家までだったらまたヒロが… 「ううん!大丈夫!一人で帰れるから!今日はありがとう!すごい楽しかった!また、学校でね☆」 そういって去ろうとした。 .