☆裕也Side☆


「わぁー!すっごーい!ジンベイザメおっきい!」


『クスッ。薫…はしゃぎ過ぎ。』


「だ…だって!水族館に来たのなんて何年ぶりかな?すっごい久しぶりだよ!あっ!あっちもあっちも!」

薫は子供みいに無邪気に笑ってはしって行った。


可愛い…。


さっきからそれしか出て来ない。


朝待ち合わせ場所で薫を見た時、思わず抱きしめそうになった。


入部の為の手続きをするのに、薫に話かけた時から完全に一目惚れだったんだ。


.